
今回はフィリピンの語学学校で受けていたディベートのレッスンについて紹介します。
ディベートとは、ある一つの話題に関して、異なる立場に分かれ、自分たちの意見を言い合い、議論することをいいます。
これを語学学校のマンツーマンレッスンでどのように行っていたのかを紹介します。
ディベート

マンツーマンレッスンでのディベートの方法は、まず、ディベートの元となる題材について先生が見つけてきます。
新聞記事の中から社会問題を選んだり、先生自身が日本について、気になることなどを選んだりしていました。
それらに関して、先生と生徒が議論します。
題材は国際的な問題や経済、人種間の違い(主に日本人とフィリピン人)などが多かったです。
例えば、『日本人はお金もちで、なんでフィリピン人はお金がないのか?』や『日本人は無宗教の人が多いのに、犯罪発生率はフィリピンより低いのはなぜか?』などが多かったです。
このレッスンでは他のレッスンとは違い、議論がヒートアップし、自分が英語を話しているという感覚がなくなり、純粋に先生との議論を楽しむことが出来ました。
それがなくなるってどういう意味?
英語を頑張って話している感覚
ここで“英語”を話している感覚とは、
『必死に日本語から英語に文章を変換している感じ』
というところでしょうか。
つまり、日本語の文章から翻訳しながら、頑張って喋っているという感覚です。
例えば、こんな感じですね。

これでは、もちろん時間と精神力を費やしますし、なにより会話にタイムラグができ、ぎこちなくなります。
しかし自分の言いたいことがダイレクトに英語に変換されれば、疲れもなく、会話もスムーズに行われます。

これが出来れば、英語が喋れると私は言えるのではないかと思います。
すなわち、英語脳の完成に近づきます。(ほかにも発音の上手さや、語彙力なども英語脳の形成には大事)
英語ができるようになるとは、この英語脳の形成を目指すことなのです。
英語脳

英語の学習は大変です。自身の脳の機能を拡張し、今まで出来なかったことと出来るようにしなければならないからです。
もはや生理的変化を起こすレベルです。
その変化によって英語脳が作られます。
その英語脳のことに関してはこちらに詳しく書いております。
改めて言います!
語学学習はとても大変です!
ですから、やりがいはとてもあります。
そして、語学学習は継続できる人が成功します。
勉強で継続し、成功させる方法の記事も書いております。
それはこちら♬
難しい表現から簡単な表現へ
ところで、英会話をしているときにどうしても、難しい単語を使わなければならない場面ってありますよね?
例えば経済の話をしているときに、”特需”とういう言葉を使いたくなったとします。
あなたは特需という単語をすぐに英語で表せますか?
ウィズダム英語辞典によると、”special procurement”というみたいです。
知らなかったら、”特需”って言えないの?
ここでは特需をこのように表現してみました。
huge demand(大きい需要)
このように易しめな単語を組み合わせ、”特需”を表してみました。
難しい単語や表現を簡単なもので表現するというのは、英語に限らず、外国語で会話する際にもっとも大事なテクニックのひとつです。
私は初級者から上級者まで使える必須なテクニックだと思っています。
まとめ

ディベートレッスンにより、アウトプットの機会がかなり増え、英会話能力が向上し、英語を英語のまま理解できるようにもなってきました。
そして、先生たちとのレッスンにより、フィリピンと日本のことも詳しくなりました。
今までフィリピン留学のことについていくつか記事にしてきましたが、今回でひとまず留学体験の記事は終わりにしたいと思います。
何かまた思い出したり、必要になったら書いてくいつもりではありますので、楽しみに待っていてください♪
フィリピンはまだ終わらない!
それではまた!