
さて、それでは『外国人に伝わる意外な日本語5選』いきましょう!
今回は、元文房具店員の私の経験からの日本語5選ですので、好きな人はかなり好きなネタかもしれません♪
おりがみ

私がある日、イスラム系の女性の方を接客をしていて、こう英語で尋ねられました。
(小さい一枚の……正方形で……小さい鳥をいっぱい作るやつよ…!)
あまり英語が得意な方ではないみたいですが、私は、
Make many many little birds.で気づきました!
あるものに!
その後、おりがみコーナーに案内し、おりがみをお土産に買って帰ると言い、
ついでにおりがみの解説本(英語ver)を買っていかれました。
可愛い動物をおりがみで作る本です。
俳句

身近な俳句と言えば、“お~いお茶”のペットボトルによく書いているものだと思いますが、最近は英語の俳句が書いてあるのをご存知ですか?
ある日、ヨーロッパ系の男性が私に英語でこう尋ねてきました。
(ハイクノオトありますか?)
(バイクの音?……ハイクってなんでしょう?)
(俳句!芭蕉!芭蕉って知ってる?)
(あー!わかりました!俳句ですね!ということは、俳句のためのノートをさがしているということですね!)
無事に男性は俳句のノートを買っていきました。
こうして芭蕉は死してなお、歌人を海外でも増やし続けていっているのでした。
古池や 蛙飛び込む 水の音
The ancient pond (古い池や)
A frog leaps in (蛙飛び込む)
The sound of the water. (水の音)
日めくり

寒い雪の降っているある冬の日、アメリカ人女性が英語でこう尋ねてきました。
(これは“日めくり”です。カレンダーの一種で、毎日一枚一枚破いていきます。)
(そうですね。私もそれには賛成です。ばかげたものに見えるかもしれません。しかし時々そういう馬鹿げたものが誰かにとって便利で役に立つ時がありますよね?)
そのまま女性は去っていきました。
買ってはいただけませんでしたが、何かを伝えられたかなと信じています。
しかし、日めくりに利便性はないのは事実です。
毎日律儀にめくっている人に私は会ったことがありません。笑
………
もったいない
日本では、最近でこそスマートラッピングという言葉が生まれ、エコバックや簡易包装などが叫ばれ、地球環境に優しい活動が企業と消費者で行われております。
それは日本に来る外国の方々にとってはわざわざ袋がいらないような、お安めなものや日用品にも定員さんが袋に入れてあげることは理解に苦しむようです。
もっとも、日本のこの慣習をご存知の方が多く、こちらが袋を用意しようとすると、
『Oh!! Mottainai!!』(もったいない!)
と笑顔で冗談交じりに袋を断ってくださることが多々ありました。
『“もったいない”精神は日本が広めたものではなく、外国の方も元から持っているものなんだな。』
と思ったのを覚えております。
フグ

ある日、男女の外国人カップルがインテリア文具コーナーを覗いているのを見て、英語で声をかけてみました。
*実はこの時“フグ”を指す英語が分からず困っていました。笑
H
(フグよ!フグ知ってるわ!おいしいらしいわよ!)
そう言ってそのカップルはフグの置物を買っていきました。
この旅行中にフグを食べてみたいと彼女は彼にねだっていましたが、彼らは知っているのだろうか。フグはかなり高級だということを………笑
この後調べましたが、フグを生で食べるのは日本人くらいで、その趣向性の可笑しさを表すものとしてフグは海外でよく知られているそうです。笑
ちなみに英語では、BlowfishまたはGlowfishとも言うみたいです。
さてさていろいろ面白いエピソードを紹介できたと思いますが、いかがでしたでしょうか?
また何か思い出したり、面白いことに遭遇出来たら書いていきますね。
それでは面白いことに出会えることを祈って、また明日!